PMP試験の要綱。PMI公式ハンドブックからポイントを完全解説


PMP試験要綱について、PMIのハンドブックから公式な情報を正確に押さえておきましょう。

PMI公式ハンドブックの冒頭にはこうあります。

PMP資格は、雇い主や顧客、同業者に対して、プロジェクトに成功をもたらすための知識と経験とスキルを所有していることを証明するものとして、世界的に認知されています。

 

【目次】

  1.  PMP受験までのフロー
  2.  PMP受験資格
  3.  PMP受験料
  4.  PMP受験資格の監査
  5.  PMP試験の形式
  6.  PMP試験の設問数
  7.  PMP試験の試験時間
  8.  PMP試験におけるの支援
  9.  PMP試験会場の予約
  10.  PMP受験会場での本人確認、および持ち込み禁止物
  11.  PMP試験の再受験と再受験料
  12.  PMP受験料の払い戻し

 

 icon-bell  黄色のラインマーカーの箇所は弊社からのアドバイスです。

 

1.PMP受験までのフロー

(1) 受験申請の提出

申請はWEBのフォームに記入します。
http://www.pmi.org/certifications/types/project-management-pmp
初回アクセスから90日以内に提出すればOKです。
提出はSubmitボタンを押すだけ。

   入力項目が多いのですが、保存もできるので、大まかな受験日の目途がついた段階で気楽に始めていいと思います。

   pmi.org からのメールが迷惑メールと判定されないよう、全て専用フォルダに保存しましょう。

 

(2) 支払い通知と決済

提出から5日以内に支払いを促すメールが届きます。
受験料をクレジットカードで支払います。

 

(3) 監査通知

監査に選ばれるとその旨のメールが来るので、90日以内に必要書類を郵送します。
PMIに書類が到着してから5~7日程度で(4)へ。
監査の対象者に選ばれなければこのステップは不要です。

 

(4) Eligibility ID(受験承認ID)の通知

有効期限は1年。
落ちた場合は有効期限内に2回まで再受験ができます。(別途再受験料が掛かります)

 

(5) 試験日と試験会場を予約

 

 

(6) 受験

合否はその場で判明します。

 

(7) 合格者にはPMP認定証が郵送される

 

2.PMP受験資格

PMP受験に必要な資格は実務経験と教育の2つ

(1) プロジェクトをリード、指揮した経験(*1)

申請日より8年以内に学歴に応じて以下の量。
① 4大卒: 3年以上、かつ4500時間以上従事していること(*2)
② 高卒 : 5年以上、かつ7500時間以上従事していること(*2)

さらに、①、②ともに、立上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結と、5つ全ての領域の経験があること。
領域ごとの時間数は問わない。

また、一つのプロジェクトで全ての領域が必要ということではなく、4500時間(もしくは7500時間)の中に5つの領域の全てが1時間でもあればいいということ。

   (*1) 詳しくは、「あなたにもPMP受験資格はある。受験申請プロジェクトに求められるたった2つの条件」 も参考にしてください。
   (*2) 詳しくは、「PMP受験申請が楽になるためのプロジェクトの期間・時間・数」 も参考にしてください。

(2) プロジェクトマネジメント教育

公式な35時間

   詳しくは、「PMP受験資格であるプロジェクトマネジメント公式教育35時間のクリアの方法

 

3.PMP受験料

PMI会員  405米ドル
非会員   555米ドル

   PMI入会のコストメリットについては、
PMP受験料が安いだけじゃない!受験生に贈るPMI入会の3つのコストメリット

 

4.受験資格の監査

受験資格の監査とは、受験申請で自己申告した内容を裏付ける資料を提出することです。

受験料を支払った後、ランダムに選ばれたPMP受験申請者は、以下の3つの書類を90日以内にPMIに郵送します。

① 大学、もしくは高校の卒業証明書(英文)
② プロジェクトマネジメント経験の内容を保証する第三者のサイン
(第三者は受験申請の際に予め申告する欄があるので、その人にサインをもらいます。)
③ 35時間プロジェクトマネジメント教育の終了証(のコピー)

   監査対象者に選ばれる割合は非公開ですが、10人に一人いるか、いないかぐらいの印象です。

   PMP受験生の中には、この監査に戦々恐々としている方もいるんですが、いずれの書類も簡単に整うものばかりです。

 
①はどんな学校でも、卒業生が留学するときなどに必要となるものですから、学校に出向かなくても郵送してもらえます。

②は受験申請の際に話は通しているでしょうから、その人にサインをもらうだけ。
③は手元にあるものをコピーするだけです。

 
監査といっても、単なる事務手続きに過ぎず、書類が揃ってさえいれば、そこからさらに裏を取ろうなんてことはしません。
90日以内なんて言わず、チャッチャッと送りましょう。

 

5.PMP試験の形式

CBT(Computer Based Testing) により行われる択一式の試験です。

4つの選択肢から一つを選択します。

   分からなくても全問回答しましょう。

キーボードを使うことはありません、クリックで回答していきます。
あとから前の設問に戻ることもできます。

見直すつもり設問はメモリーマークを入れておけばそこにジャンプもできます。

始まる前の15分ほどで使い方の説明があります。

6.PMP試験の設問数

全部で200問です。

そのうち採点対象は175問です。
残り25問は何かというと、プレテストと称して以降のテストのための資料となります。

   受験生にとってはどれが採点対象で、どれがそうでないかは分かりませんから、意識するようなことではありません。

   見たことも聞いたことのないような設問や難しい設問は、採点対象ではないのかもしれませんよ。

 

7.PMP試験の試験時間

4時間です。

試験中のトイレ休憩等は自由です。
しかし、その時間も4時間の中に含まれます。

 
早く終われば、時間前でも終了させることができますが、そういう人はほとんどいません。
ケアレスミスがないか見直してください。

 
200問の240分ですから、1問当たり1分12秒です。

あまり考えている時間はありませんが、時間が足らなかったという受験生はほとんどいません。

   経過時間と残りの設問数とのチェックなど、試験中のタイムマネジメントをしっかりと行ってください。

 

8.PMP試験における言語の支援

PMP試験は英語による世界共通の試験です。

ですが、事前の申し込みによって、設問文と選択肢の翻訳が画面に表示できるようになります。
(日本語を申し込めば英語と日本語の両方が表示されます)

追加の費用は発生しません。

言語支援の申し込み、および言語の選択は、受験料を支払う際に行います。

その後に送られてくるEligibility ID(受験承認ID)の通知の本文に、 ”Language Aids : Japanese” とあるのが確認できるハズです。

それから、試験が始まる前に、操作方法について15分ほどの説明があります。(これもパソコン上で)
このときは言語支援の申し込みに関わらず英語です。

   あわてて試験官を呼んだりすると、ちょっと恥ずかしいかも。

 

9.PMP試験会場の予約

プロメトリック社のサイトで行います。
http://www.prometric-jp.com/
2016年現在、国内の試験会場は以下の2か所です。

・東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア
・大阪市北区中津1-11-1 中津センタービル

日程は土日を含めてほぼ毎日、午前と午後の2回行われており、3日先から3か月先までの間で、席が空いている回の予約ができます。

 

10.受験会場での本人確認、および持ち込み禁止物

試験会場では本人であることを証明するものの提示を求められます。
忘れて入室できなくても受験料は返金されません。

証明となるのは、政府発行のもので、以下の条件を満たすものです。

  1. 英文表記
  2. 写真付き
  3. 本人の署名入り

パスポートであればこの条件に合致しますが、用意できない場合は、以下の①と②を組み合わせることで条件を満たします。

① 以下のいずれか一つ

・日本の運転免許証
・住民基本台帳カード(写真付き)
・個人番号(マイナンバー)カード

② 以下のいずれか一つ

・クレジットカード(署名付き)
・社員証(英字表記の氏名と署名付き)

※ 試験教室に私物の持ち込みは出来ません。
ロッカーがありますのでそこに入れます。

教室への入室は手ぶらであることはもちろんですが、通常の試験では問題とならない、目薬や時計や飲み物なんかも明示的に禁止されています。
これらのものがポケットにあればロッカーに移しましょう。

 

11.PMP試験の再受験

PMP試験に落ちた場合、Eligibility ID(受験承認ID)の通知にある期限までなら、2回の再受験が認められています。(全部で3回)

3回目の受験に失敗した場合、その日より1年間は再受験ができません。

(1) PMP再受験料

PMI会員  275米ドル
非会員    375米ドル

 

12.PMP受験料の払い戻し

(1) 受験申請のキャンセル

これは、受験する可能性がなくなった場合に、Eligibility IDの通知メールに記載されている期限までに行う手続きです。
期限は受験申請が通った日の1年後になっているはずです。

Eligibility IDの通知メールに記載されている期限の30日前までに受験のキャンセルを申し出れば手数料100ドルを引いた残りが返金されます。

返金リクエスト先: customercare@pmi.org

また、もし監査に通らなかった場合もキャンセルと同様に、手数料100ドルを引いた残りが返金されます。

 

(2) 予約した試験日の変更、キャンセル

プロメトリック社のサイトで予約した試験日の変更、キャンセルについてです。
この手続きだけですと、PMP受験申請そのものは有効のままです。

予約した試験日の3日前までなら試験日の変更、キャンセルはいつでも可能です。
予約と同様にプロメトリック社のサイトで行います。
http://www.prometric-jp.com/

ただし、以下のルールで、納めている受験料とは別に手数料が発生したり、受験しなくても受験料が返金されなかったりします。

① 30日ルール

予約した試験日の30日前から3日前までの変更、キャンセルには追加で70ドルの手数料が掛かり、プロメトリック社の名前でクレジットカードにチャージされます。

例)
予約した試験日が5月5日の場合
・4月4日(31日前)までの変更、キャンセルに手数料は掛からない
・4月5日(30日前)以降は手数料70ドルが掛かる

② 2日ルール

予約した試験日の2日前からは試験日の変更ができません。
キャンセルは可能です。

ただしキャンセルの場合は、追加のチャージはないものの、PMP受験申請の際に支払ったPMP受験料の返金はありません。

例)
予約した試験日が5月5日の場合
・5月3日(2日前)以降は日程の変更が出来ない。
キャンセルはできるが支払ったPMP受験料は返金されない。


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