PMP受験料が安いだけじゃない!受験生に贈るPMI入会の3つのコストメリット


「PMIに入った方がいいですか?」

PMIには誰でも入会できます。
一方、PMP資格はPMIに入会しなくてもは取れますし、取った後も維持できます。
もちろんPMI会員であるかないかによって、PMP試験の結果にいささかも影響はありません。

冒頭の質問はそういう事情から来てるんですね。

が、

PMP受験生から質問されたら、「はい」としか答えようがありません。
こちらとしては逆に入会を迷う理由を聞きたいくらいです。

勧誘してんの?
と思われるかも知れませんが、皆さんがPMIに入会しても弊社は何の特にもなりません。

誤解しないでください。
誰にでもPMIの入会を勧めるわけではありません。

実際、PMP以外の方、あるいはPMPを取ろうと決めていない方にPMIの入会を勧めたりすることはないのです。

もし、あなたがこれからPMPを取ろうと考えているのなら、PMIに入会することは迷うことではないと言いたいわけなんです。

PMIのサイトには一応入会を促すメリットが色々と書かれてはいます。
曰く、世界中のメンバーとのコミュニケーションだとか。
曰く、求人情報へのアクセスだとか。(日本国内の求人はありません)

でも、こんなのは日本の受験生のニーズにはないんですよ。

では入会をお勧めする理由は何か?
それは資格取得のための出費が減らせるからに他なりません。

PMI入会のコストメリットは3つあります。

1.PMBOK®ガイドのPDF版の無償提供

PMBOK®ガイドはPMIが策定するプロジェクトマネジメントの標準書です。
PMP試験は、これを理解して実務に正しく適用できることを確認するための試験ですから、PMP受験生は手元に置いておくことが半ば必須となります。

アマゾンで購入できますが、ドル為替相場に応じて1万円前後します。

PMI会員はこのPDF版を無償でダウンロードできます。
英語版も日本語版もOKです。(*)

(*)もちろん書籍では英語版と日本語版は別の書籍です。
また、PMI日本支部に入会していないからといって日本語版がダウンロードできないこともありません。

PDFですから、普通に検索機能も使えて便利です。
受験勉強では、最初から読み進めるよりも、用語で検索して、該当箇所を読むという使い方が圧倒的に多いからです。

また、あの分厚いPMBOK®ガイドを持ち歩く必要もなくなります。
PMBOK®ガイドは数百ページにも及びますが、PDFですから該当ページだけを印刷して持ち歩くこともできます。(*)

(*) PMBOK®ガイド6版からはPDFの印刷機能が使えなくなっています。
PMBOK®ガイド6版の印刷のし方は次の記事を参照ください。
ダウンロードしたPMBOK®ガイド6版のPDFファイルの印刷のし方

もちろん書籍には書籍のメリットもあるのですが、こうした電子本の便利さをPDF版以外で得ようとすれば、アマゾンでKindle版を購入するしかありません。

でも確かKindleは簡単に印刷できませんよね?

 

2.PMP受験料の割引き

PMIに入会するとPMP受験料が割引きとなります。

PMP受験料 555米ドル ⇒⇒⇒ PMI会員価格 405米ドル

150ドル安くなるわけです。
これだけ安いなら、PMP受験生は言われなくてもPMIに入会するハズですが、そうはなっていません。

そのワケはPMIの入会金と年会費とでほぼ相殺されてしまうからです。

PMI入会金  10米ドル
PMI年会費 129米ドル
—————————————-
合計     139米ドル

※ 併せて任意でPMI日本支部にも入会すると、プラス50米ドルの年会費が必要です。
ですが、本記事で紹介するコストメリットだけを考えればその必要はありませんので含んでいません。

つまり受験料の割引額との差額は11ドル。
確かにお得感がだいぶ減るわけです。

ですが、さらに、再受験にも受験料の割引きが適用されます。

PMP受験料 375米ドル ⇒⇒⇒ PMI会員価格 275米ドル

再受験でも100ドル安くなるわけです。

再受験というのは落ちたときしか受けないものですが、一発でパスしたとしても10ドルのコストメリットがあるんですから、リスクマネジメントの観点から、入会しておいて損はありません。

 

3.PDUが取得できる無料eラーニング

PDUというのはProfessional Development Unitsの略。
PMP等のPMI認定資格者が資格取得後に行う能力の維持・向上のための活動の単位です。

PMPは3年ごとに更新が必要です。
このときに必要なのが60PDU。

実務でも取得できるのですが、研修や教育のPDUも必要となります。
これにお金が掛かることから、PMPの維持には金がかかると言われ続けたきたわけです。

しかし、最早それは古い、間違った情報です。
PMIが提供する無料のeラーニングだけで更新要件を満たすことが出来るからです。

PMPに維持費が掛かるなんて誰が言った?大きく変わった更新要件がステキ❤

 

ここまで2つのコストメリットを挙げましたが、いずれも、数千円から1万、2万円程度のものです。

ですが、このPDU取得のための無料教材にいたっては桁が一つ違う感じです。

感じという、あやふやな言い方しかできないのは、有料でも提供されていないので正確なコストメリットが示せないのです。

でも、例えば研修会社の1日の研修を受けると料金はいくらするでしょう?
それで取得できるのはせいぜい5、6PDUです。

PMI会員に提供されるeラーニングは1200タイトルを超えます。

PMPに合格してから、初めてこの特典を知ってPMIに入会する人も少なくありません。

 

4.まとめ

PMIに入会することによって得られるコストメリットは以下の3つ。

  1.  PMBOK®ガイドのPDF版のダウンロード
  2.  PMP受験料割引きが初回が150ドル、再受験が100ドル
  3.  PMPの更新要件となるPDU付きeラーニング

お気づきかと思いますがPMIに入会するタイミングでコストメリットが変わってくるわけです。

1のPMBOK®ガイドPDFは受験勉強を始める前じゃないと意味がありません。
2の受験料割引きはPMP受験前じゃないと意味がありません。

3は合格後でもいいのですが、1と2がもったいないですよね。
どうせ入会するのであれば受験準備からです。

PMIに入会しようか、どうしようか?
「PMPを取る」と決めた人にとって迷うようなことではありません。

一度入会すると退会が面倒なのでは?
もしや、こう心配なさっている方もいるかもしれませんが、心配無用です。
更新には年会費が必要で、入金がなければ自動的に退会となります。
※2017年5月より自動更新と手動更新が選択でき、自動更新が選択されていると自動でクレジットカード決済が行われて更新されてしまいますので、ご注意ください。

 

PMPを志したのなら、
PMI本部会員のみに入会し、
PMBOK®ガイドをダウンロードし、
会員更新日までに合格し、
会員更新日までにPMIのe-learningを再生しまくり、
そして、更新せずに退会する。

これが、PMIの正しい使い方です。




icon-exclamation-circle本気になったら、講座でお会いしましょう!
icon-arrow-down icon-arrow-down icon-arrow-down

スキマ時間でPMPを取るためのチューター付き通信講座



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。