調達マネジメント計画のITTO。内外製を比較するためのインプットたち


インプット ツールと技法 アウトプット
プロジェクトマネジメント計画書
・要求事項文書
・リスク登録簿
・アクティビティ資源に対する要求事項
・プロジェクト・スケジュール
・アクティビティ・コスト見積り
・ステークホルダー登録簿
組織体の環境要因
組織のプロセス資産
・内外製分析
・専門家の判断
・市場調査
・会議
・調達マネジメント計画書
調達作業範囲記述書
調達文書
発注先選定基準
・内外製決定
・変更要求
・プロジェクト文書更新版

調達マネジメント計画のインプット

内外製分析を意識したものが並んでいます。
お決まりのプロジェクトマネジメント計画書に含まれるスコープ・ベースラインなどは内外製分析において重要なインプットといえるでしょう。

あと、
内製と外製とを比べて、

どっちがより要求を満たすことができるか? ⇒要求事項文書。
どっちがリスキーか? ⇒リスク登録簿
どっちの資源が最適か? ⇒アクティビティ資源に対する要求事項
どっちが早いか? ⇒プロジェクト・スケジュール
どっちが安いか? ⇒アクティビティ・コスト見積り
どっちがステークホルダーのためか? ⇒ステークホルダー登録簿

あとはお決まりの二つ、
組織体の環境要因と組織のプロセス資産。

組織体の環境要因は、ツールと技法にある市場調査と合わせて、外製の可能性を探っていきます。

項目的には、お決まりの、とは言いましたが、組織のプロセス資産には、契約タイプというものが紹介されていて、PMP試験対策的にも重要論点の一つです。

調達マネジメント計画のツールと技法

・内外製分析

・市場調査
納入候補者を探したり、納入候補者の実績を調べたり、調達目標を達成するための調査です。

・専門家の判断
汎用的なツールと技法ですが、調達マネジメントでは、多少意味が強くなるということでしたね。
法務、購買、技術など各方面からの助言、アドバイスです。

・会議
市場調査だけでなく、対面的な折衝も加えないと調達に関する有効な情報は得られませんよ、というのがPMBOK®ガイドのメッセージ。

ただ、その有効となる対面的な折衝のことを、”入札予定者との情報交換会”と表現されています。

ちょっと注意しておきたいのは、入札時期における、特定の入札参加者との折衝は、意図がないにしても誤解を生む行動として戒められています。

これは、PMI倫理・職務規定の論点なんですが、PMP試験では何が論点になっているのかをよく吟味して間違えないようにしてください。

調達マネジメント計画のアウトプット

・調達マネジメント計画書
・調達作業範囲記述書

・調達文書
・発注先選定基準

・内外製決定
・変更要求
・プロジェクト文書更新版




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