スケジュール・マネジメント計画。どうやってスケジュールをマネジメントするか。


スケジュール・マネジメント計画は、タイム・マネジメントにおける計画プロセス群最初のプロジェクトマネジメント・プロセスです。

スケジュールそのものの計画ではなく、どうやって、
作業時間を見積り、
全体スケジュールを立てて、
コントロールしていくのか?

これに答えるのがスコープ・マネジメント計画の役割です。
何月何日までこれが終わってるとかの具体的スケジュールではありません。
それは別のプロセス。

スケジュールそのものの策定は、この次のプロジェクトマネジメント・プロセス、アクティビティ定義から始まるわけで、図にあるとおり、同じ計画プロセス群ながら、ここに境界線が引けて、
左の役割が、ハウ・ツー、
右の役割が、ベースライン
です。

 

スケジュール・マネジメント計画のITTO

インプット ツールと技法 アウトプット
・プロジェクトマネジメント計画書
・プロジェクト憲章
・組織体の環境要因
・組織のプロセス資産
・専門家の判断
・分析技法
・会議
スケジュール・マネジメント計画書

 

見てのとおりなんですが、ほとんど、スコープ・マネジメント計画と同じです。
もちろん、アウトプットは、スケジュール・マネジメント計画書になります。
違うところは、ツールと技法に「分析技法」が増えたことぐらいです。

全体計画のプロジェクトマネジメント計画書を元に、各領域の、ここはタイムになりますが、方法論を策定するわけです。

そのアウトプットがスケジュール・マネジメント計画書ということ。

そして、このスケジュール・マネジメント計画書が、インプットのプロジェクトマネジメント計画書の補助の計画書として取り込まれるという関係です。

そういう意味では、アウトプットにプロジェクトマネジメント計画書更新版が有ってもいいと思いますが、有りません。

有りませんけど、そういう関係にあるということだけは、押さえておいてください。




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