読書によるPDU申請を行いました。
PDUって何?とか、PMP資格の更新制度についてはこちらの記事をどうぞ。
「PMPに維持費が掛かるなんて誰が言った?大きく変わった更新要件がステキ」
PDUは暇を見つけてちょこちょこ登録しておくことをお勧めします。
3年間もありますしね。
更新月になって立て続けに大量のPDUを申請していると目つけれますよ。(嘘)
私はというと、更新まで一月を切ってのPDU申請です。(苦笑)
更新要件の60PDUまで、まだ全然足りません。
で、困ったときの、reading book。
読書。
やってみると、これが実に簡単。
PDU申請に使える本
PDU申請する書籍に公式な制約はありませんが、以下の2点を考慮して選ぶといいでしょう。
- アメリカが原著の日本語訳
- プロジェクトマネジメントに関連があるもの
1については、自己申告されたPDU申請が一応、監査対象だからです。
監査の可能性は極小ですが、PMIが本の存在ぐらい簡単に確認出来た方がいいに決まっています。
そもそもPDU申請フォームには半角英数字しか入力できませんので、日本の書籍名はそのままでは申請すら出来ませんし。
2については、ビジネス書の類でしたらあまり気にする必要はありません。
プロジェクトマネジメントに関係の無い本を探す方が難しいでしょう。
ただし、これも程度の問題で、悩むぐらいなら申請は避けた方が無難かもしれません。
私もロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん 」でPDU申請しようかと考えましたが思いとどまりました。^^;
これら、1と2を満たすものとして、例えばドラッガー(*1)やコヴィー(*2)、ゴールドラット(*3)の著作本なら無問題です。
(*1)ドラッガー:
ピーター・F・ドラッカー(著作リスト)
ご存知マネジメントの大家。
だからと言って、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」でPDU申請は避けた方がいいでしょう。^^;
(*2)コヴィー:
スティーブン・R.コヴィー(著作リスト)
代表的著作「7つの習慣」はPMBOK®ガイドの参考図書に挙げられています。
(*3)ゴールドラット:
エリヤフ・ゴールドラット(著作リスト)
PMBOK®ガイドでツールとして取り上げられているクリティカルチェーン法は、この人の著作、その名も「クリティカルチェーン」からの採用。
今回、私がPDU申請に使ったのは、
コッター教授の「リーダーシップ論」。
原題は、
John P. Kotter on What Leaders Really Do (Japanese translation)
リーダーシップに関する本なんて腐るほどありますが、世界のビジネスエリートを排出しているハーバード大学の先生がどう定義しているのかは知っておいて損はないかと思います。
マネジメントとの違いについて書かれた箇所なんかを読むと、PMBOK®ガイドがこれに沿って書かれていることが分かります。
PDU申請に掛かった時間はマジで5分、承認も即効♪
読書のPDU申請における入力項目は、
- 著者
- 書籍名
- 得た知識や情報(任意)
- 書籍のURL(任意)
- 開始日と終了日
- PDU数
任意のフィールドも入力しておくことをお勧めします。
Google翻訳を使えば大した手間ではありません。
PDU数ですが、素直に掛かった時間を入れればいいと思います。
今回申請したリーダーシップ論はおよそ250ページ。
通読だと2時間で読破することも出来るでしょうが、一応学習ですからね。
じっくり読みましょう(笑)
1ページ/1分で250分。
1PDUは60分ですから、4.16PDU。
えーい、5PDU。(笑)
ここら辺の相場が分かりませんが、虚偽申請でもありませんし、もし、リジェクトされたら、申請し直せばいいだけです。
submitボタンを押して申請終わり。
所要時間はマジで5分程度。
PDU申請をサボってたこともあって、前回の読書のPDU申請は1年以上も前。
たしか、submitしてから1日程度はPMIに滞留してて、申請がチェックされていることを思わせる雰囲気でした。
なので、明日、メールをチェックすることしましょう。
・・と
来ました、即、PMIから。
あっ、でもこれは、たぶんアレです、受付の自動返信です。
・・と
2本届いています。
PMI ID Number: 76**** Your PDU claim has been submitted
PMI ID Number: 76**** Your PDU claim has been approved
一本目の「submitted」
これは受付メール。
でも2本目の「approved」
承認された!?
もう一度PMIにログインしてマイページを開くと、確かに今申請したばかりの5PDUが追加されています。
いやあ、ノーチェックなんですね。
いや、もしかしたら、システムでなんらかのチェックはしてて、それを通過したのかもしれません。
少なくとも人の目を通してないことは明らかです。
こんなにも簡単にPDUが取れてしまうなんて。
ちなみに、この後、実務でのPDU申請も行うんですが、スピードは一緒。
すぐに承認されました。
私はPMIの有料会員なので、PMIが提供する無料のe-ラーニングでPDU取得も出来るのですが、大抵のe-ラーニングは一本一時間なので、5PDU取るには5本再生しなければならないんです。
いいですね、読書。^_^
これ、例えば一冊を10PDUで申請して、6冊申請すれば更新要件が満たされるってことです。
実際、上に上げた「7つの習慣」は500ページ近くあるので、私は10PDU を取得しています。
まあ、更新期限直前にやるのはリスキーですが、期限に余裕があればやってみても良さそうです。
なんせ、あっと言う間に(*4)更新要件が満たされるんですから。
(*4)あっと言う間に:
もちろん申請手続きという意味。
本は時間を掛けて読みましょう。
先の記事(PMPに維持費が掛かるなんて誰が言った?大きく変わった更新要件がステキ)では、資格の維持にお金が掛からなくなったことをセンセーショナルにお知らせしましたが、手間暇という面でも大きく変わったと言っていいでしょう。
【2020年11月追記】
だんだん大胆になってきました 😁
【2020年版】PMP資格更新(CCR)で60PDUを取得したビジネス書4選
実際に読書でのPDU申請手順
-1.
PMIにログインし、「myPMI」ページの「ReportPDUs」をクリック
-2.
「Read」をクリック
-3.
これが読書の申請画面です。
①から⑧に入力(全て半角英数字のみ)し、⑨にチェックを入れ、⑩のsubmitボタンを押せばOK
- ① 著者名
- ② 本のタイトル
- ③ 得た知識や情報。任意入力ですが、本の紹介文をコピペして、Google翻訳で英訳して入れておけばいいでしょう。
- ④ URL。これも任意ですが、出版社の本の公式ページやamazonの本のページを入れておくと親切です。
- ⑤ 学習の開始日と終了日。
- ⑥~⑦に15分(0.25)単位でPDU数を入れます。1PDUは1時間。
・3つの領域に分けて入れます。あなたが適当に決めます。
・3つ全てにPDU数を入れる必要はありません。該当しない領域はゼロのままで結構です。
・3つの合計は自動計算されます。 - ⑥ ここはテクニカル領域のPDU数。プロジェクトやプログラムの特定分野に関する知識やスキルのPDU数。
- ⑦ ここはリーダーシップに関する知識やスキルのPDU数。
- ⑧ ここは戦略。ビジネス系の知識やスキルPDU数。
- ⑨ チェックします。虚偽の報告が資格停止などの懲戒処分になることを承諾します。
- ⑩ 提出ボタン
本気になったら、講座でお会いしましょう!
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