リスク・マネジメント計画。どうやってリスクをマネジメントするか


リスク・マネジメント計画は、リスク・マネジメントにおける計画プロセス群最初のプロジェクトマネジメント・プロセスです。

具体的なリスクそのものに関することではありません。ハウツーです。

どうやって、リスクと向き合い、マネジメントしていくか?

これに答えるのがリスク・マネジメント計画の役割です。

そして、
リスクそのものの策定は、この次のプロジェクトマネジメント・プロセス、リスク特定から始まるわけで、図にあるとおり、同じ計画プロセス群ではありますが、ここで線が引けるわけです。

スコープ、タイム、コストの知識エリアと同様に、PMBOK®ガイドで言うところの「二つの計画」がプロセスとして表現されているわけです。

リスク・マネジメントも無制限に行うことはできません。
コストやスケジュールとのトレードオフですし、母体組織のリスク許容度に見合ったものにしなくてはいけないわけです。

リスク許容度に見合うというのは、
リスク許容度に楽々収まるリスクについてまで、高度なリスク・マネジメントは必要ではないということ。

許容度の上限に近づくにつれて、リスク・マネジメントの重要性が増すということです。

こうしたリスクとの向き合い方はリスク態度と呼ばれます。
リスク態度は、組織によって様々であり、一律に、緻密(ちみつ)なリスク・マネジメントが不可欠であるとは言えないんです。
ただし、一貫性がないとダメだし、できるだけ、正直に、ステークホルダーに対して明示しないといけないということです。

リスク態度を明らかにせず、
「大丈夫です」、
「安全です」
とだけ言って、事故が発生してから、初めてそれまでのリスク態度が明らかになるようなことは避けなければなりません。

この方針の策定と合意形成がリスク・マネジメント計画プロセスの目的であり、プロジェクトの初期に完了すべきだというのが、PMBOK®ガイドの指針です。


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