タイム・マネジメントの役割


タイム・マネジメントは、PMBOK®ガイドの10個の知識エリアのうちの一つです。

正確には、頭にプロジェクトが付いて、
プロジェクト・タイム・マネジメントといいます。

ちょっと、他の知識エリアとの違いを言いますが、(どうでもいいことかもしれません)
PMBOK®ガイドにおいて、タイム・マネジメントという言い方は、知識エリア表す場合に限られるようです。

どういうことかと言うと、
タイム・マネジメントの解説にページ移すと、「タイム」が「スケジュール」と言い換えられて登場します。

例えば、
タイム・コントロールではなく、スケジュール・コントロール。
タイム・マネジメント計画ではなく、スケジュール・マネジメント計画
などなど。

最初から、知識エリアの名前も、プロジェクト・スケジュール・マネジメントにしておけばいいのにね。

ま、いいでしょ。
試験対策的にも、もちろんリアルでも、気にするようなことではありません。

ただ、ちょっと余談的になりますが、
こうした外来語として定着している言葉は注意してくださいね。
リアルはもちろん、試験対策としても。
ネイティブが使う意味とはニュアンスが異なる場合が少なくないので。

ちょうど、Eテレのビジネス英会話を見てたら、
相手の都合を聞くとき、日本語でよく使う、

「明日のスケジュール教えて」

これをそのまま聞かれたアメリカ人が、

「???」

となってたので。(笑)

つまり、聞かれた方は、朝起きてからの一連の予定を言うのかよ、と受取ったということです。
ちょっとイジワルなアメリカ人ですけどね。
実際は、会話の流れから意図は伝わると思います。

このように、本来のスケジュールの意味は、一連の作業からなる集合であって、PMBOK®ガイドにおけるスケジュールもそんな使い方です。

 

さて、
タイム・マネジメントは、実際のプロジェクトにおいて、日程計画とか、進捗(しんちょく)管理とか呼ばれているアレです。

そういう意味では、実務家の方にとってみれば、馴染みのある、リアル感をもって学ぶことのできる知識エリアではないかと思います。




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