計画プロセス群。言うこと多すぎて言うことナシ!


見ての通り、計画プロセス群は、5つのプロセス群の中で最も論点が集中しているプロセス群です。

計画プロセス群は、スコープを確定し、目標の定義と洗練を行い、必要な一連の行動の流れを規定するために実行される。
<PMBOK®ガイド>

洗練というのは、段階的詳細化です。
フィードバックが繰り返されることで、次第に計画の精度が上がっていくことです。

そして、段階的詳細化を前提とした計画手法がローリング・ウェーブ計画法です。

実行しようとすることは、すべて計画します。
計画なしに実行することはありません。

なぜ?

コントロールできないから。

コントロールというのは、目指す基準があって始めて可能となる活動です。

例えば、
目的地に9時に着こうと思って、出発時刻を決めるてるわけでしょ?(計画)
で、家を出る。(実行)
途中で時刻と現在位置をチェックする。(監視)
遅れそうだったら走るか、タクシーを拾うか、遅刻の連絡を入れるか、検討して決める(コントロール)。
走る。(実行)

日常生活だって、やってることですね。

 

さて、立上げプロセス群との関係ですが、
立上げプロセス群によって、プロジェクトの目的は明確になっています。

当然ですよね。
目的が不明確なものに投資なんてできません。

その目的を達成するための、具体的な成果物を定義し、さらに、それをどういった方法で達成するのかも明らかにする。
10個の知識エリアを総動員して。
これが、計画プロセス群です。

もちろん、
立上げプロセス群⇒計画プロセス群
という一方通行の関係だけではありません。

計画プロセス群からのフィードバックによって、立上げプロセス群に変更が及ぶこともあるわけです。

以上、おわり。

早!

いや、論点が多すぎて、逆に、ここで言えることは、これくらいなんです。




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