プロジェクトの立上げの境界線。太すぎ(笑)


立上げプロセス群について言い忘れたことを、一つ。

プロジェクトマネジメント・チームが、プロジェクト憲章の起草を手伝うこともあるが、プロジェクトの承認は、プロジェクト境界 の外部で行われる。
<PMBOK®ガイド>

この意味を考えてみたいわけです。

まず、
「プロジェクトマネジメント・チームが、プロジェクト憲章の起草を手伝うこともある」

てことは、本来は、プロジェクトの立上げが、プロジェクトマネジメント・チームの役割ではないということです。

図を見てみましょう。
イニシエータ、あるいはスポンサーと呼ばれる、プロジェクト起案組織からの要求をインプットとして、プロジェクトは立ち上がります。

そう、立上げの主役は、この人たちです。

では、プロジェクトは、この絵のどこから、始まるんでしょうか?

普通はこう引きたいところでしょう? (点線)
もし、そうであれば、ことさら、ここで注意する必要はないんです。

正しくは、こうなります。
グレーの線。

セン? 線ってどこ?

 

もとい、

グレーの壁です。(笑)

いやね、文字とおり、この部分はグレーゾーンなわけです。

立上げプロセス群の一部が境界からはみ出していますよね。

プロジェクトをやるべきか、やらざるべきかの検討、そして、プロジェクトに投資をするという意思決定と、その承認手続き。
これが、立上げプロセス群です。

プロジェクトが、公式に立ち上がってからをプロジェクトとするならば、立上げプロセス群のうちの、これらの活動はプロジェクトの境界からみると、外部のプロセス。
あるいは、プロジェクト・マネジメントチームが手伝うケースを考えると内部プロセスという見方もでき、微妙な位置づけにあるということです。

立上げプロセス群の位置づけとして押さえておいてください。

 

ところで、
じゃ、プロジェクトの終了の境界は?
これも太くするの?

いいえ、プロジェクトの終結の境界線は、このまま。
実はここにもPMBOK®ガイドの大切なメッセージがあるんですが、終結のことは、終結プロセス群で説明しましょう。


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