プロセス群の相互作用。一方通行ではありません。


5つのプロセス群の相互作用。

  • 立上げ
  • 計画
  • 実行
  • 監視・コントロール
  • 終結

この5つのプロセス群間に相互作用が働くというもの。

これは分かり易いです。

ホントは、これを説明してから、
その構成要素のプロジェクトマネジメント・プロセスの相互作用の説明をした方が良かったのかも。

5つのプロセスの群の相互作用を、絵で表現すると、こんな感じです。

立上げに基づいて、計画され、
計画に基づいて、実行される。
実行と計画に、大きな差が生じないように、監視・コントロールされ、もし、差異があれば、実行、計画が繰り返され、
受入れ可能なレベルになれば、終結に向かう。

さて、
これを、このまま、プロジェクト全体に当てはめることを考えれば、なんでもないことですよね。

プロジェクトの最初に立上げがきて、
その後に計画。
で、その後に実行。
計画と実行に並行して、監視・コントロール、
で、最後に終結。

こんな具合。

そういう場合もあるという意味で、間違いではないんですが、プロセス群を、そういう、一方向の手順的なものと捉えるのは、間違いです。

相互の作用なんですから、例えば、
実行プロセス群から、立上げプロセス群に対しても影響を及ぼします。

 

え? 時間軸からすると逆じゃん。

と思った方、(普通ですが)

それが違うんです。

 

実は、この5つのプロセス群のサイクルは、プロジェクト全体に当てはめられると同時に、プロジェクト期間内の一部分、一つのフェーズにも当てはめられます。

あるいは、それよりも、もっと短いタイムスパンにも当てはめることのできるサイクルなんです。




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