PMP試験対策としてのプロジェクトマネジメント・プロセス


PMP試験対策として考えたとき、プロジェクトマネジメント・プロセスのインプット、ツールと技法、アウトプット(以下、ITTOs)をすべて覚えないといけないかのということなんですが、

その必要はありません。

 

え?

PMP試験に出るんでしょ?

 

いや、そうなんですけどね。
なので、覚えて悪いということはありませんよ。

覚えてなくていい、という意味は、空でITTOsを挙げられるまでの必要はないよ、いうことです。

そういう努力をしている人、多いので。

 

PMP試験対策を人にレクチャーする立場の私でも、今、「WBS作成」のITTOを挙げろ、といわれても自信がありません。

ましてや、47個のプロジェクトマネジメント・プロセスにいたっては到底無理です。

 

いや、PMP試験では必ず聞かれますよ。(*1)

インプットはどれか? とか。(*1)
ツールと技法はどれか? とか。(*1)
アウトプットを選べ。 とか。(*1)

(*1)
ただし最近は、このようにストレートな聞き方はされません。

たとえば、
・必要な情報として正しいのはどれか?(インプットを聞いている)
・どの方法が有効か?(ツールと技法と技法を聞いている)
・何をしますか?(アウトプットを聞いている)
てな具合

 

でもね、PMP試験は、4択の択一式でしょ?
正解は、選択肢として見せてくれるわけでしょ?

選べるんですよ。
ちゃんと理解しておけば。

ですから、空で挙げられるまで覚える必要はありませんが、逆引きの能力は必須です。

例えば、WBS作成のアウトプットに、スコープ・ベースラインってのがありますが、これについて、

スコープ・ベースラインは、どのプロジェクトマネジメント・プロセスのアウトプットですか?
スコープ・ベースラインの構成は?
スコープ・ベースラインの形式は?

こういう問いには答えられなければなりません。
てか、これに答えられないということは、そもそもPMBOK®ガイドを勉強した意味がありませんので。

当然ですが、語句の意味を押さえるということ。
表記されているタイトルだけではありません。

例えば、
”WBS作成のインプットは、えーと、〇〇と、△△と、・・・・”。

こういう覚え方をしても、リアルでなんの役にも立たないのはもちろん、PMP試験での得点も期待できません。

以前、私の講座に、PMP試験に2回落ちて、背水の陣で受講された方がいました。

その方は、47個(*)のプロジェクトマネジメント・プロセスの数百からなるITTOsをすべて言える方でした。

(*)47個: PMBOK®ガイド第5版のプロジェクトマネジメント・プロセスの数

いや、驚きましたよ。
2,3、質問したらホントに答えてくれましたから。

でもね、完全に努力の方向が間違っているわけです。

ITTOsは、その中身や、「なぜインプットに必要なのか?」「なぜここにこのツールが挙げられているのか?」にまで関心を持たなければ意味がないんです。 

そして、最も重要なことは、一つひとつのプロジェクトマネジメント・プロセスの役割を理解することです。

そのプロセスの実施によってプロジェクトにどういうメリットをもたらすのか?

あるいは、そのプロセスを省くと、どういうデメリットがあるのか?

こういうことに関心を持ってください。

ここまで一つのマネジメントプロセスについて理解すれば、ITTOsは、ことさら覚えようとしなくても、四つの選択肢から、正解を一つ選び出すことは、全然難しくありません。

PMP試験では、丸暗記に頼らざるを得ないようなITTOが問われることはないからです。

ITTOに関する設問は、覚えていることを吐き出すのではなく、考えて解く設問です。


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